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創業以来21期連続の増収増益目指して株価反転〜SMS(2175)

事業概要と強み


「高齢社会に適した情報インフラを構築することで人々の生活の質を向上し、社会に貢献し続ける」をミッションに、キャリア分野(医療、介護)、介護・障害福祉事業者分野、海外分野、事業開発分野(ヘルスケアとシニアライフ)という4つの領域で事業を推進している会社です。中でもキャリア分野が売上の60%を占める中心事業となっています。


患者・高齢者やその家族などの「エンドユーザ」、エンドユーザにサービスを提供する看護師や介護職などの「従事者」、病院や介護/障害福祉事業者などの「事業者」を価値提供先として捉え、これらの価値提供先 をつなぐ情報インフラをベースに収益化を図っており、20期連続増収増益、営業利益率:15.3%、ROIC:11.2%という業績です。


サービスの数は約50にまで広がり、海外分野売上が50億円、事業開発分野売上が28億円と、新規事業展開も軌道にのり成長してきています。


強みとして、以下の3つが挙げられます。


  1. これまで築き上げた医療従事者ネットワークにより、サービス提供に不可欠となる優秀な医療人材を確保可能


  2. 上記人材マッチングサイトなどの情報インフラをベースとする事業モデルの堅固さと、積極的な新規事業展開による持続的な成長


  3. 4つの領域で多数の細分化されたサービスを展開しており、この多角的な事業展開により、市場の変化に柔軟に対応し、リスクを分散


買った理由

  • 今後の超高齢化社会における社会課題に対する事業の貢献性・親和性

  • 21期連続目指して25年3月期も増収・増益予想、かつPERが過去数年で最低水準

  • ROE:17.6%と資本効率性が高い

  • 国内売上が83%と、今後の円高局面でもネガティブインパクトが少ない

  • 7/29-9/30までに995,500株、20億円を上限として 自己株式の取得を実施予定

  • 週足で7月初旬にMACDがゴールデンクロス


留意点

  • 介護保険法、医療法、職業安定法などの改正による事業環境の変化

  • 既存サービス拡充と新規サービス開発に向け、人口減と競争激化による人材採用・育成の停滞

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